1.借金返済など目標を達成してソープを卒業
ソープで働く女性が卒業するのは、借金返済など当初の目標を達成した・資格を取るなど新しい目標を見つけた場合も多いです。70分以上など接客時間が長い・性行為など濃厚なサービスを行うソープは、風俗業種の中でも1回の接客で獲得できる給与額は高く設定されています。そのため半年や1年など限られた期間は週5日以上出勤するなどしっかり働き、目標とする金額を早く稼いでしまおうと考える人も多いです。ソープで仕事を始めたときは貯金・お金が欲しいといった考えであっても、同僚・スタッフ・男性客などと接することで考え方が変わり、新たな目標ができたという人もいます。彼女たちのようなタイプが目標を達成して、風俗を卒業するケースもソープでは数多く存在します。
2.年齢や体調の悪化による引退
身体を壊す・年齢のための引退があることもソープの特徴です。イス・潜望鏡など業種ならではの接客方法も多いソープでは、外見や年齢よりも、接客内容や技術を評価されやすいです。長い歴史のあるお店・業界経験豊富なベテランが多いので、ソープはほかの業種よりも年齢の高い女性が目立つ傾向にあり、40代後半などの年齢になってもソープで仕事をする人もいます。若いときは接客・サービスであまり疲労が溜まらなかったものの、そのときの感覚で仕事をし続けることで病気になる・関節を痛めるなど知らないうちに身体が壊れていくことも多いです。また自分だけでなく昔からの男性客も年齢が上がり、常連客が減ってお金を稼げなくなることが原因でソープを引退する人もいます。
3.入退店を繰り返す出稼ぎや短期の女性
求人を募集するソープ店の中には寮などの待遇があり、遠方他地域から来る出稼ぎ女性を積極的に採用するところも多いです。来客が多いのにも関わらず、出勤する女性が少ないという状況を回避するのが大きな目的のため、GW・お盆などの行楽シーズンはその傾向が強くなります。1週間程度仕事をする短期で仕事をする女性も、同じ理由で積極的に採用されます。彼女たちの中には昼職をしている・現役学生ということで掛け持ちとして仕事をする、お金が必要なときに効果的に稼げる仕事として風俗を選びます。1回の接客で獲得できる給料が高いソープを選択する人も多いです。必要な時にだけソープで仕事をするため、彼女たちは短期間で入退店を繰り返すことになります。