ソープのお仕事をしていると、時々都市伝説の中でしか聞かないような、ちょっと変わったお客さんが来ることもあります。
例えば、男性器に真珠を入れているお客さん。
そんなのは昭和のVシネの中だけの話じゃないの!? 今時そんな男性っているの!? と思われるかもしれませんが、時々いるんです。
男性は「真珠入りの男性器」を女性が好きだと思っている
美容整形クリニックの男性向けページを見ると、男性器への整形手術の例が載っています。
今現在は、衛生面等を考慮して、真珠ではなくシリコンボールを陰茎に入れるそうです。
「もっと女性を喜ばせたい」とか「ペニスをよりカッコよく見せたい」等の希望がある男性向けだと書かれていたりします。
男性的には満足なのかもしれませんが、実は女性は全然真珠(シリコンボール)入り男性器を好きではない場合が多いです。
男性はそれを知らず、女性は皆真珠入りの男性器が好きだと思い込んでいるので、シリコンボールを陰茎に入れたことにより非常に満足し、自信満々になります。
女性が考えているよりも、男性は自分の男性器を気にしていますので、男性器のちょっとした変化で自信が付いたり、逆に自信がなくなったりしているものなのです。
実際に真珠入りの男性器は気持ちが良いのか
陰茎にシリコンボールを入れて自信満々な男性は得意げにその男性器で女性を責めてくることでしょうが、では実際にシリコンボールが入った陰茎はSEXの際に気持ちが良いのでしょうか?
答えは、ほとんどの女性が「NO」と言っています。
中にはそれが好きな女性もいるのでしょうが、真珠入りの男性器と一戦を構えたことがある風俗嬢のほとんどが「痛い」「違和感があって気持ち悪い」と言っている点からも、女性の多くは本当はあまりシリコンボール入りの陰茎を良いと思っていない、という事実が伺えます。
男性の中には、シリコンボールをSEXしたときに女性のクリトリスに当たるように入れている人もいるようですが、それも必ずきちんと所定の位置に定着するとは限らず、中には位置がずれてしまっている男性もいるようで、そうなるとやはり、女性にとってはただ痛いだけになってしまうようです。
また、シリコンボール入りの男性器で激しく突かれると、女性器の入り口にガシガシ当たって血が出てしまったり、痛みが出てしまったりというアクシデントも良く耳にします。
真珠入りの男性器のお客さんに当たってしまったらどうしたら良いの?
陰茎にシリコンボールを埋め込むというのは、男性にとっては清水の舞台から飛び降りるような一大決心であることは間違いありません。
女性が整形手術をする決心を決めるのと同じくらい重いことでしょう。
しかし、だからこそ真珠入りの男性器に対して自信を持っていることがほとんどです。
そんな相手に対して「全然気持ちよくない」とはかなり言い辛いことであると思います。
でも、ソープ嬢にとって女性器は非常に大切な商売道具の一つ。言うのが気まずいからと言って、それで我慢して商売道具を傷物にされてしまったのは、その後あなたが稼げなくなってしまいます。
それ以前に、生活やプライベートにも支障がでてしまうかもしれません。
ですから、ちょっとこれはまずいな…と思った時点で「痛いのでこれ以上サービスできません」とお断りしましょう。
最初からNOと言ってしまうのもアリだと思います。
もし、フェラや手コキだけで良いよ、と言ってくれるのであれば、問題なし。それ以上を要求されるのであれば、はっきり断ってしまいましょう。
男性客側は、若干ショックを受けるかもしれませんが、こればかりは事実ですし、危険ですから仕方がありません。