ソープと言えば吉原。吉原と言えばソープ。そういう公式が成り立つぐらい、吉原はソープで有名な土地ですが、他にもソープランドが盛んな土地はいくつもあります。
でも、よくよく考えてみたら、ソープランドってある場所とない場所がありますよね。
お風呂屋さんで男女が出会って恋愛関係になりました、という建前があるため、本番すらグレーゾーンでまかり通っているソープランドですから、男性からの風俗としての人気は非常に高く、ソープ嬢で人気嬢となれば、月に100万円以上稼ぐ嬢もいるくらい、稼げる風俗形態であるソープ。
それなのに、どうしてヘルスがあってソープがない、デリヘルがあってソープがない場所があったりするんでしょうか?
ソープは新しく営業をスタートできない特殊な風俗
ソープランドは、新しく営業をスタートさせることが難しい特殊な風俗なんです。
先にも述べましたが、自由恋愛の下になりたつ本番行為なので、完全にグレーゾーン。
ソープ以外の風俗は、本番は全てNGとなっているので(中には違法で本番をしている嬢もいるみたいではありますが…基本的にはNGです!)営業が可能ですが、ソープはそうではないんですね。
風営法もどんどん厳しくなってきており、ソープランドは昔から営業を続けているお店以外、新しく営業を始めたくても許可が下りない状況となっているのです。
更に、許可が下りないどころか、老朽化したソープランドの建物を修繕したくても、それすら許可が下りずにできない、という状況になっているんです。
そのため、ボイラーが爆発して家事が起きた、なんていうソープランドの事故も時々耳にしますね。
ソープランドが一掃される場合もある!
また、その土地で何か国際的に大きなビッグイベントが行われることになったりした場合、その土地のソープランドが一掃されてしまうという場合もあります。
例えば、大阪の花と緑の博覧会、通称花博の開催時には、大阪市内にあったソープランドが根こそぎ摘発されてしまいました。新しいソープランドは開業できませんから、それ以降、大阪市内にソープランドはありません。
そのような形で、その地域一からソープランドが一掃されてしまう、ということは多々あるため、東京オリンピックに向けて、首都圏のソープランドは若干怯えている様子もあります。
吉原以外にソープが有名な場所ってどこ?
さて、吉原以外にソープランドが有名な場所といえば、東京近郊だと川崎「堀之内」、茨城県土浦の「桜町」、埼玉県大宮の「大宮北銀座」、千葉の「栄町」などが有名ですが、関東近郊以外にも、全国津々浦々、様々な場所にソープ街はあります。
上から言っていくと、こちらも言わずと知れた風俗タウン「すすきの」、秋田県秋田市の「川反」、山梨県「裏春日」、岐阜県「金津園」、愛知県名古屋市の「大門」、兵庫県神戸の「新開地・福原」、滋賀県大津市「雄琴」、広島県広島市の「薬研堀・流川」、福岡県北九州市小倉にある「船頭町」、福岡県の博多にある「中洲」、佐賀県武雄市「武雄」、佐賀県嬉野市「嬉野」、熊本県熊本市「中央町」、鹿児島県鹿児島市「甲突町」、そして最南端では沖縄県那覇市にある「辻」がソープ街として特に有名な街ではないでしょうか。
ソープで有名な街というのは、温泉地があるような観光地だったり、大きな繁華街があるような土地で、歴史がある場所が多いですね。
その昔は遊郭があった場所や、炭鉱や漁港があったりでたくさんの労働者が働いていたような場所は風俗産業が昔から現在に至るまで盛んで、現在でもソープランドが健在しているところが多いようです。
その土地その土地でソープランドの呼び方やシステム等は若干違ってくるようですが、どの土地でも変わらないのは男性のスケベ心。
その性欲がある限り、ソープ嬢はお仕事にありつける、というわけですが、人間の三大欲求というのはやはりお金になるものですね。
ソープのお仕事というのは、他の風俗よりも更に様々なテクニックが必要となる風俗。そのテクニックを身に着けていれば日本全国どこの>ソープ街に行っても働けます。もし、今のお店に飽きちゃったな~、という方は、ソープの出稼ぎに行ってみるのも、気分転換になって良いかもしれませんね!