ソープ嬢として働いていると、ヒシヒシと感じるのが自分の老いについて。恐らく一般女性よりも更に、自分自身の美貌と若さを売り物にしなければならない世界で生きていソープ嬢としては「いつまで若くいられるか」イコール「いつまで稼げるか」ということであるのを、常に突きつけられながら働いているのではないでしょうか。
もちろん、年齢を重ねた女性には若い女性にはない魅力があることも確かですが、しかし風俗の世界に限定して言えば、年齢が上がれば上がるほど、稼ぎにくくなっていくことは確かです。シビアで救いようがない話であるといえばそれまでなのですが、しかしそれが現実ですから、ソープ嬢として生計を立てているのであれば、否が応でも考えなければならないことなのです。
稼げなくなってまで、ソープ嬢としていつまでも働いていても意味がありませんし、体力的にもなかなか厳しくなっていきます。そんな中で、ソープ嬢はいつ頃引退するのが一番丁度良いのでしょうか?
ソープ嬢の引退時期は稼ぎが落ちてきたとき? でも…
ソープ嬢にいつが自分がソープ嬢を引退する時期だと思いますか?と尋ねると「稼げなくなってきたとき」と言うソープ嬢が多いです。二日、三日とお茶を挽き続けてしまったら、ソープ嬢を辞めることを考えるという声は良く耳にします。
確かに、いくら最低金額保証制度があったとしても、あまりにもお茶を挽きすぎていると適用されない状況になってきます。更に、ソープランドは店舗型風俗であるため、お茶を挽いているソープ嬢が部屋を占領していると、お店にとっては邪魔でしかありませんから、お店からも辞めて欲しいというプレッシャーがソープ嬢に掛けられてきます。そうなったらもう、お店にいることはなかなか難しくなってきます。いくら頑張っていても、そのうちお店から肩を叩かれてクビ宣告されてしまうこともあります。
ただし、そのお店で稼げなくても、他店に移籍したら稼げるようになった、という場合もあるのが難しいところです。今現在所属しているソープランドで稼げなくなってきたからすぐ辞めよう、と考えられるのであればそれで良いですが、まだ稼ぎたいのに!と考えているソープ嬢は、他のお店に面接に行って、採用してもらえたらラッキー、という感じで再度働いてみて、様子を見るのも良いでしょう。若い子店で働いて稼げなくなった女性でも、熟女店に行ったらもっと稼げるようになった、という話も少なくはありません。
「目標金額が溜まったら辞める」というソープ嬢も
また、最初から目標金額を設定してソープランドで働き始める、という手も、ソープ嬢にとって賢い働き方の一つです。いくら、という目標金額を決めて、ひたすらそれに向けて頑張って働き、贅沢をせず貯金をしてお金が溜まったらスッパリとソープ嬢を辞める、そのように計画的に動けるのであれば、最初から「何歳までソープ嬢として働けるかな…」なんてヤキモキしながら働く必要はなくなります。
ソープ嬢のほとんどは、たくさん稼げるようになると嬉しくなって散在してしまいます。その生活に慣れてしまうと、せっかく昼間OLとして働いている女性たちの何倍も稼ぐことができるのにもかかわらず、対して貯金もできないまま、気付いたらアラフォー、アラフィフに…ということになりかねません。
また、年齢が上がってから突然ソープランドで働かなければならなくなることもありますが、そうなると最初から厳しい状況の中でソープ嬢として働かなければなりませんが、しかしそれでも無理のない範囲内で目標金額を定め、ひたすら貯金をしてさっさと辞める、というのが、加齢のためにソープ嬢としての稼ぎが減ってイライラ、ヤキモキしながら働かずに済む良い方法なのではないでしょうか。
ソープ嬢のお仕事は非常に稼げるお仕事ですので、できれば長く働き続けたいという気持ちは分かりますが、生涯できるお仕事ではないということを自覚しながら働いた方が良いかもしれません。