ソープ嬢の中には、日頃から体型維持や健康に気をつけている方も多いのではないでしょうか。しかし、そうは言っても仕事で忙しいと、なかなか自炊する時間がなかったり、コンビニのお菓子で食事を済ませてしまったりと、食事にそこまで気を使えていない、という人もいるでしょう。「コンビニ食、外食続きだから、最初から食事で健康的に…なんて諦めてる。とにかく太らないようにだけは気をつけて、なるべく食べないようにしてるけど」なんて、いかにも栄養失調になってしまいそうな減量をしているソープ嬢もいるでしょう。しかし、注意が必要です。栄養面であまりにも偏った減量をしていると、体が飢餓状態になって、栄養素が足りないため、ちょっとでも何か口にすると、そこからとにかく栄養素を摂取しようと吸収率が高くなり、太りやすくなってしまったり、脳が飢餓状態であると信号を出して、やたらと逆に食欲がわいてしまって止められなくなってしまうことも。
主食を食べると太る、とは言うけれど…
ここ数年で急激に流行したのが「炭水化物抜きダイエット」というダイエット方法。炭水化物を極力食べないようにして、たんぱく質や食物繊維を中心とした食事を取ることによって痩せる、というもの。確かに、炭水化物を食べないとかなり痩せやすくなるようです。しかし、炭水化物を食べないと、仕事中にエネルギーが出なくて疲れやすくなってしまったり、何か考えようとしているのに頭が働かない、というような弊害が出てしまうことも。炭水化物を全く食べないようにする、というのは、ソープ嬢の生活スタイルにはちょっと危険かもしれません。ソープ嬢のお仕事は、体を酷使するものです。働き始めの頃は全身筋肉痛になってしまうこともあるほど、体力的にハードなものです。そんな肉体労働をしているのに、炭水化物を全く食べないと、体力的に一日持たないのではないでしょうか。
炭水化物を上手に食べる
そうは言っても、逆に「炭水化物が体に必要だから、いっぱい食べておこう」と、むやみやたらと炭水化物を食べるのもちょっと違います。それでは確実に太ってしまいます。炭水化物を食べるなら、炭水化物の質にこだわってみたほうが良いでしょう。
例えば、ご飯とパンだと、1食のカロリーはほぼ変わりません。ご飯茶わん1杯のお米のカロリーと、8枚切りのパン2枚のカロリーはほぼ同じです。ご飯もパンも、そのほとんどは炭水化物で構成されているのですが、しかし、食べるなら断然お米の方が、ダイエット的・健康的な観点から言ってもマシでしょう。なぜならば、パンは塩分やバター、添加物や防腐剤などが入っていることが多いためです。それに対して、お米は自分で炊いていますので、成分的にはご飯の方がよりパンよりも、よりピュアな炭水化物です。パンはお米よりも太りやすいと言えるでしょう。もちろん、中には素材にこだわって作られた健康に良いパンもありますが、コンビニやスーパーで売られているような安いパンは、ほとんど上記のような状態のパンだと考えたほうが良いでしょう。
サイドメニューもパンよりご飯の方が太りにくい
更に、付け合せのサイドメニューに関しても、パンよりもご飯の方が健康的でカロリーを抑えやすいものです。パンを食べるときには、マーガリンかバターを塗る、という人はほとんどでしょうし、それだけではなく更にたっぷりジャムを塗ったり、ケチャップやマヨネーズ、チーズなどでピザトーストに、なんていう場合もあるでしょう。更に、パンと一緒に食べる食事は、サラダ、ベーコン、目玉焼きやスクランブルエッグ、オムレツなどの卵料理、チーズ、ソーセージ…など、聞いていると思わずヨダレが出てきてしまうほど魅力的ではあるのですが、しかしカロリー的な面、ダイエット的な観点から言えば完全に「太りやすい食事」となってしまいます。一方で、ご飯であれば漬物や焼き魚、煮物に味噌汁など、アッサリとしているものが多いため、カロリーや油分を抑えるのも簡単です。ただし、和食にするとどうしても塩分が多くなりがち。塩分過多は体をむくみやすくして、太りやすい原因としてしまうので、味付けはあくまでもあっさり、薄味にしましょう。